クリスマスにほんわか優しい気持ちになれる「せかいいちしあわせなクマのぬいぐるみ」
わたしの大好きな絵本です。
クリスマスな表紙に惹かれ、帯に書かれた
「はやくだれか、むかえにきてよ」
という、とても切ない言葉が印象的。
物語はクマのぬいぐるみのウーウーが主人公。
ウーウーの辿るぬいぐるみ人生は、きっと多くのぬいぐるみさんが辿る道。
愛されて、大切にされて、別れがあって、こわれていく。
でも愛されるために生まれてきたぬいぐるみはいつだって、自分が求められることを待っているのです。
この絵本は、そんなぬいぐるみウーウーの心情がわかりやすくシンプルに表現されています。
ぬいぐるみさんが好きな人には心打たれる物語だと思います。
絵にもひとつひとつに物語があり、丁寧に細やかに描きこまれています。
ですので、一度で楽しむというよりも、何度も読んでみて、その度に新しい発見を見つけることが楽しい絵本です。
クリスマスの物語なので、昨年のクリスマスシーズン中はオーナメントの一つとして立てかけて飾っていました。
表紙がとてもかわいらしいので、とても気に入っています。
もちろん今年も、きっと来年もずっとずっと飾ります。
ぬいぐるみウーウーがクリスマスの奇跡で幸せになる物語
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