最近毎日のように『リトル・フォレスト』を見ている。
朝起きて、お弁当を作り、夫を送り出し、そのあとささっと朝食を食べたら、コーヒーやお茶なんかを入れて一息つく。
『リトル・フォレスト』は漫画が原作の映画だそうだけれど。
私はもっぱら高橋愛さんが主演の映画版ばかり見ている。
ちなみに、『リトル・フォレスト』を知ったのはもっとずっと前のことで、定期的に、時々、「あ、みたいな」という気持ちになる。
見たくなるタイミングは、不定期だけれど『心を落ち着かせたい』『冷静に物事を考えたい』そんなときになんとなく見たいと感じているかもしれない。
会社へいく準備をしながら、コーヒーを飲みながら、この映画を見る。眺める。
落ち着く。
こういう時間はありがたい。
それが私を安心させてくれる
『リトルフォレスト』を見始めたのは、私はとにかく料理の映像が好きで。
高橋愛さん演じるいち子が作る料理がどれも美味しそうだったから。
いち子が自ら畑で作った野菜や豆をその季節に合わせて丁寧に料理をしている姿もとても好き。
この映画を見ていると、物を作るというのは本当に時間と手間がかかることだし、それが当たり前なんだと思える。
それが私を安心させてくれる。
変わり映えのしないことを毎日愚直に繰り返していく、その中で少しずつ変化を加えたり、改善してみたり、そんなことを続けていく中でまた新しい道が開けてくるのかなって。
変化やスピードを求められるこのご時世。
もちろん大切だとはわかっているけれど。
わたしはわたしの同じことの繰り返しの毎日を、前を向いて一歩ずつ進んで、それで多めに休憩もして、焦らず笑顔で過ごしていきたいなって思うのです。
サムネの写真は冬の軽井沢ライジングフィールド。冬の森。
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